レーザー治療

レーザー治療

アレルギー性鼻炎(花粉症、肥厚性鼻炎)に対しレーザー治療を行っています。

スギ花粉症の方はシーズン前(1月まで)にレーザー照射を行ってください。3月~4月は花粉症の症状に加えて術後の影響で症状が悪化しますので基本的には行っていません。 レーザー手術は予約制です。手術は平日の午後に予約で行っております。一度受診をして治療の適応か診察を受け、医師と相談しての予約となります。土曜日の手術は出来ませんのでご了承下さい。

アレルギー性鼻炎(スギ・ヒノキ花粉症、ハウスダスト・ダニアレルギーなど)では鼻の粘膜の表面にアレルギーを起こす物質が付着し鼻炎症状が出現します。鼻粘膜内で反応がおこり、鼻水の分泌が増え、鼻粘膜が腫れて鼻づまりを起こします。 レーザー治療は鼻の粘膜をレーザー照射し鼻粘膜を焼灼することにより鼻づまりなどの鼻炎症状を起こしにくくする治療です。当院では炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)という治療器を用いています。出血が少なく、十分に麻酔を行なえば痛みはほとんどありません。 鼻づまりの症状に対して特に有効です。7~8割の有効率といわれています。

当院では主に鼻づまり症状が強い鼻炎の方にこの治療を勧めています。花粉症の鼻以外の症状(眼のかゆみ、のどのかゆみ、皮膚症状)などには効果はありません。 基本的に1回の治療ですが、症状が強い方などは何回か間隔をあけてレーザー照射をすることによって、治療効果が増す場合もあります。 また、鼻粘膜は時間が経過すると再生してくるので、レーザー治療の効果は数カ月から2、3年といわれています。なお、効果が薄くなってきた場合は追加の治療は可能です。 出血のリスクがあるため、抗凝固剤(血液をサラサラにする薬)などを服用されている方などは基本的には行えません。

鼻炎のレーザー治療は保険適応になります。レーザー治療費は両側で健康保険が適応され3割負担の方は8,730円となります(2012年4月診療報酬点数表改定)。 1割負担の方は2,910円です。その他再診料、検査料、処方料などがかかります。原則として両鼻を焼灼します。

このような方にお勧めです

  • 一年中鼻づまりが強い方
  • 薬が効かない方、薬を中断すると症状が元に戻る方
  • 薬では十分に症状を抑えることが出来ない方
  • なるべく薬を使用しないで治療をしたい方
  • 受験を控えている方(術後、一時的に症状が悪化するので受験シーズン前がお勧めです)
  • 妊娠予定の方、授乳中の方(無理に妊娠中にレーザー治療をする必要もありませんので、 お子さんをご希望の方は、妊娠前にレーザー治療を受けられることをお勧めします) 小学校高学年位の方から可能です。

方法

手術前、両鼻に麻酔の薬の染み込んだガーゼを入れます。(注射は行いません)15~20分入れて麻酔をした後、鼻粘膜にレーザーを照射します。片方5~10分程度です。
(当院では経鼻内視鏡を用いてレーザー照射を行っております。安全かつ十分な範囲にレーザー治療を行うことができます。)

術後1~2週間の間は一時的に鼻づまり、鼻水、くしゃみ症状が悪化します。また術後数日の間は鼻出血が出ることがあります。症状は徐々に改善していきます。レーザー手術当日、飲酒やスポーツは控えていただきますが、短時間のシャワー程度なら可能です。
レーザー術後、1週目、2週目、4週目に再診していただき、鼻内の処置を行います。

レーザー治療の限界

  • 鼻の粘膜すべてに照射するわけではないので症状がまったくなくなるわけではありません。
  • アレルギーを根本から治す治療ではありません。
  • 鼻づまりへの効果に比べ、鼻みず、くしゃみへの効果はやや薄い傾向があります
  • 再発の傾向があるため、効果は数カ月くらいから2.3年といわれています

レーザー治療が適応とならない方

  • 緊張しやすい方、採血・処置がお嫌いな方にはお勧め致しません。
  • 鼻の中がまだ狭いお子さん。(小学校高学年くらいから可)
  • 局所麻酔にアレルギーのある方。
  • 手術中に安静が保てない方。
  • 出血しやすい病気の方や、他にも全身に重篤な病気のある方。
  • 風邪を引いている方